「わたし、褒められて伸びるタイプなんです~」って言う若い人、多いですよね。実はそれは当たり前のことで、人は褒められれば誰でもやる気が出てくるものなのです。それは年齢が低くなればなおさらで、褒められることで士気が高まるという子どもがほとんどでしょう。たとえ簡単な問題でつまずいたとしても「惜しかったね~」「途中の考え方は合ってるよ」という声掛けをしていれば、それは素晴らしい講師でしょう。 ですがミスをした生徒・児童に対して叱責をする講師が多いのも事実。「どうして間違えちゃったの?」というように、優しい声色で尋ねるタイプも多いですが……。やはり子供は褒められて伸びるもの。名門校への受験を控えているならまだしも、あまり厳しい接し方をしている講師は子どものやる気を引き出せていない場合が多いようです。いい講師とはつまり、生徒を褒められる講師なのです。
人が成長するのに必要なもの、それは成功です。はじめはできなかったことが、試行錯誤を重ねてできるようになると、誰でも嬉しくなります。塾での学習に必要なのは成功体験。最初はできなかった問題が、授業を経た演習問題では解けるようになっているというのが、学習塾での一コマでは理想的な流れです。実はこの成功体験というのは教育上非常に効果的で、学習塾だけでなく学校教員でも取り入れている方は多いようです。 「まずは生徒の様子を見る」ことは、体験授業の場合はまずあり得ません。塾側も生徒に入ってほしいので、まずは手応えを与えなければなりません。一番最初の体験授業で課題を乗り越える成功体験を与えていれば、その講師は非常に優秀な方でしょう。これは子どもの学習にとても効果的で、やる気を引き出す最高の方法です。ぜひチェックしてみてください!